「ちからもちのタグボート とーとー」
小風さち 文 山本 忠絵
福音館書店
こどものとも年中
小風さちさんの文章らしく、タグボートの音がリアルで、臨場感があります。
そして可愛らしく表現されています。
個人的な感想としては、私はこの絵本で初めてタグボートの役割を知りました。
絵は、山本忠敬さんが描かれています。いつも、カッコいい乗り物を描かれている山本忠敬さんらしからぬ、可愛らしい絵柄です。
主人公のとーとーにだけ、目があり、とーとーの可愛さをさらに際立たせています。
絵も美しいです。
色々な種類の船が出てきます。船好きなお子さんは必見です。