子供がくもんを嫌がるときどうしたらよいか

 

公文式を習っているけれど、子供が嫌がってしない。

やっぱりうちの子にはくもん式はあっていなかったんじゃないのかしら?

今の進度で公文の先生にお任せしていていいの?

と悩む方に向けて、くもん式のメリットと解決策をお話ししていきます。

 

この記事を書いている私はオンライン完結型の教育アドバイザーとして活躍しています。

男の子を一人育てた経験と、くもん式の先生と面談、

独自に調べたこと、私自身の経験などをもとにして書いています。

この記事は5分ほどで読めます。

 

目次

  1. 子供がくもん式を嫌がる理由
  2. 対策
  3. まとめ

1.子供がくもん式を嫌がる理由

子供が今しているくもん式を嫌がる理由は5つあります。

  1. 難しい
  2. 勉強習慣がついていない
  3. 量が多い
  4. 時間がかかるから
  5. 意味を見いだせていない
  6. 同じ問題で飽きた

2.対策

1.難しい

公文式を勉強していくとどうしても学年を超えて勉強することになります。

学年を超えるということは、やはりどうしても難しいことをすることになります。

ですが、ここはくもん式の頑張りどころです。

教室ではおそらく一人で取り組んでいると思いますが

おうちでは一緒に取り組んであげることで子供の負担が少し軽くなります。

教室で先生からは一人で取り組むように指示を受けている方もいらっしゃるかと思いますが

お家では、一緒に取り組んであげたり、してもよいのではないでしょうか。

うちの子の場合、小学校に入ってもお膝でくもん式をしていました。

 

2.勉強習慣がついていない

え!?うちの子は、くもん式に通っているから、もう勉強習慣はついていると思うんだけど。。

と思う方もいらっしゃると思いますが、

現代の子供には家の中に目を奪うものがたくさんあります。

本、おもちゃ、TV、youtube、携帯、・・・etc.

そして、何よりも子供が勉強している、しようと思う時に親が何をしていますか?

子供が勉強しようとしても、親が携帯をしていたら、

子供はどうして勉強するの?という気持ちになります。

また、うちの場合、主人もくもん生OBなのにもかかわらず、

あまりにも子供が嫌がっているので「くもんなどしなくていい!」って言い方をしていたので、

本人は勉強しなくていい!と思っていたようです。

お父さん、お母さんの意見を一致させることは、

子供の勉強習慣をつけるためにはとても大切なことになります。

また、今日は気分が乗ったから朝から勉強したけれど、

今日は遊びから帰ってからしよう♪と思って

毎日する時間が決まっていない場合も、

親が思っているよりも勉強習慣がついていないことになります。

ですが、実はその、毎日同じ時間にするってこと自体が難しいんですけどね・・・

 

3.量が多い

実は子供がくもん式の宿題を嫌がるときの理由の一つとして、

宿題の量が多いことが挙げられます。

私たち、親世代から考えると、1教科10枚は当たり前でした。

ですが、よくよく見ると今の教材は1教科5枚でもいいように構成されています。

10枚ができない子は、5枚でも、3枚でもいいと思います。

実は、くもん式を習っていると3枚!!と少ない宿題量に思うこともあるかと思いますが、

世間の実は全くくもん式を知らない方からしたら、1教科毎日3枚という量でも多い量のようです。

一回くもんの先生に相談してみてください。

 

4.時間がかかるから

いやいやして、プリントするのに時間がかかればかかるほど、

子供はくもんをするのを嫌がります。

公文をするのは長くても1教科30分で終われる量に調節してもらうと、子供のいやいやが減ります。

公文式をしている方はみなさんご存知かとおもいますが、

公文式はすべてのプリントを時間を計ってする必要があります。

時間を計ることは子供の集中力をつけるためにも必要です。

ですが、時間がかかれば嫌になるし、嫌になればしたくなくなるし、と悪循環です。

くもんの先生がその子供にとって適切な宿題量かどうかを見るためにも時間を計ることは必要です。

宿題量が多い場合の話と重複しますが、

公文の先生が出した1日の宿題量が多い場合は、宿題量を減らしてもらうということも手になります。

 

5.意味を見いだせていない

公文式の勉強は学校の勉強とは順序が違います。

そのため、今学校で習っていることをしていないので、

子供はくもん式をする意義を見いだせていないことがあります。

親が一生懸命「勉強は大事だよ。くもん式は役に立つよ。」と説いてみせても、

当の本人は実感していないので、くもん式で勉強することに意味を見いだせていないのです。

子供が学年よりも超えて勉強している場合、

必ず、くもん式で習ったことを後から学校で習うことになります。

そうすると、必ず、本人が、「くもんでやった!」「わかる!」

と実感する瞬間が必ずあります。

そこまで本人の(親の)頑張りどころです。

 

6.同じ問題で飽きた

公文式は、同じ問題を何回もします。

子供によっては、もう、また同じ問題だからもう飽きた!もうしたくない!

となることもあると思います。

ですが、できるようになるまでするのが公文式です。

私は、自身がくもん式OGという経験を持ち、

公文式で○付けのバイトをしたこともあり、

自身の子供のプリントを見て、

子供が飽きた、問題を覚えた、覚えるくらいしたから嫌だと言っても、

同じ問題を同じように間違えて覚えてしまって、

何回やっても間違いということをかなり見てきました。

なので、くもん式は覚えるまでするんだよ、と教えたり、

人は7回くらい同じことをしなくちゃ覚えられないんだよ、と諭したり、

覚えた人は30分以内に全部100点とらんとね。と説明しています。

本人は、「この前100点取ったからもうい」とか言ったりするのですが、

この前だけではだめだよ。いつでも100点取れなきゃね。と説明しています。

同じことを何回も繰り返して覚えるまで、分かるまでするということは、

脳科学的にも脳の活性化につながるとの報告もあります。

公文式を初めてこんなに何回も繰り返して!また前のところにもどって!

と思う方もいらっしゃるかと思いますが、

意味のあることなので、見守っていてほしいと思います。

 

まとめ

うちの子の場合、難しくて、一緒にしたいけれど、それは自分のプライドが許さず、

答えを教えても答えを書かない、ヒントを教えても聞かない、

もう一度読むように促しても読みたくないと、

正直くもんの時間は親子ともにとても苦痛な時間のことが多かったです。

ですが、学年を超えて勉強が進んだことで、

「学校で分かる!」ということはとても本人の励みになりました。

私自身、主人もくもんOG/OBとして、

くもん式で培った集中力と自己肯定感は、何よりも代えがたいものとなりました。

CMでもよくやっていますが、やっててよかった公文式です。

正直、一つのことをやり続けるということは、

本人も、親も辛いことが多いです。

私自身もくもん式をやっていくうえで、何度もやめたいことがありました。

ですが、くもん式を続けていくことは、

本人に集中力が付きますし、自身も付きますし、

そして、なにより、あら、いつの間にか勉強ができるようになった、

自分のなりたいものになれる自分になった、

自分の夢を叶える近道です。

子供がぐちゃぐちゃ言って、こちらもさせるのを辛くなりますよね。

ですが、何とか親子でやり続けましょう。

近くに、相談できる方がいない、周りの人には相談したくない、という方はぜひ私に相談してください。

あなたの力になりたいと思います。

 

 

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